1987-08-21 第109回国会 衆議院 外務委員会 第3号
先ほどの御答弁にもございましたが、これはこれとして、日ソ友好関係というものは別であって、この問題で一喜一憂しない、そして日ソ関係をさらに進めていく、こういうような午前中の答弁もあったわけでございますが、これに対してどういう対応をなさろうとしておるのか。
先ほどの御答弁にもございましたが、これはこれとして、日ソ友好関係というものは別であって、この問題で一喜一憂しない、そして日ソ関係をさらに進めていく、こういうような午前中の答弁もあったわけでございますが、これに対してどういう対応をなさろうとしておるのか。
この問題が日ソ友好関係に悪影響を及ぼさないように我々は希望もしておりますし、こういうようなことが繰り返されないように強くまた希望もしておるものでございます。SDIその他の関係があるからという憶測もありますが、ソ連側の考え方の憶測についてはこれを差し控えたいと思っております。
これは日ソ友好関係に水を差すものであると考えざるを得ません。このようなことが繰り返されないことを希望すると同時に、日ソの友好関係に悪影響を及ぼさないように強く希望しておる次第であります。
日ソ友好関係の増進はもちろん必要でありますが、我が国としては、戦後四十年、我が国のたびたびの要求にもかかわらず、いまだに解決の糸口が見えない北方領土問題などについて主張すべきことは主張するとの態度を堅持しつつ、慎重な態度でソ連の出方を見守ることが必要であると思いますが、総理のお考えはいかがでありましょうか。 来年、一九八八年のソウル・オリンピックは、アジアにおける二回目の民族の祭典であります。
したがって、このような訓練が行われておるからといって、日ソ友好関係に悪い影響を及ぼすものではない、これはまたこの問題として、防衛上の問題として当然のことではないかと私は思うのでございます。
真の日ソ友好関係というものを樹立するには、やはり領土問題が解決して平和条約が結ばれなければ真の日ソ関係は生まれないと、これはそのとおりだと私は思っておりますし、総理もそれを、いや、それは違うなんと言われる立場に私はないと思いますね。
このように厳しい状況のもとにある北方領土問題を解決するため、政府は、国民世論の広範な盛り上がりを背景に粘り強く対ソ交渉を行い、北方領土の軍事的措置の撤回を求め、日本国民の長年の悲願である北方領土の返還を一日も早く実現して、平和条約を締結し、真の日ソ友好関係を確立するよう全力を尽くすべきであります。 ここに、戦後四十年という節目の時に当たり、決議をもって政府に特段の努力を求めるものであります。
このように厳しい状況のもとにある北方領土問題を解決するため政府は、国民世論の広範な盛り上がりを背景に、粘り強く対ソ交渉を行い、北方領土の軍事的措置の撤回を求め、日本国民の長年の悲願である北方領土の返還を一日も早く実現して、平和条約を締結し、真の日ソ友好関係を確立するよう全力を尽くすべきであります。 ここに戦後四十年という節目のときに当たり、決議をもって政府に特段の努力を求めるものであります。
あるいはある教科書を見ますと、北方領土返還問題については、一方で我が国の国民感情を尊重しながら、他方で日ソ間の友好関係を損なわないように解決される必要がある、淡々と読めばそのとおりかなと思うのですが、これは読みようによっては、いたずらに北方領土返還運動をやってソ連を刺激しては日ソ友好関係上まずいよとでも読めるような文章があったり、あるいは特に社会、歴史的分野というのでしょうか、これの文で、ヤルタ協定
この固有の領土を日本に返還していただく、それによって初めて日ソ平和条約が締結される、そこに真の日ソ友好関係が樹立されるわけでございまして、日ソ関係を考えてみますと一番大きな問題はこの領土問題である。残念ながらソ連は、この領土問題に対しましては、もう解決済みであるというふうな姿勢でこれに対応しようとしない。
私どもといたしましては、北方領土問題をたな上げにしたままの日ソ友好親善というわけにはまいらないわけでございまして、北方領土問題は日ソ友好関係を進めるために避けて通れないところであると考えているわけでございます。そのような意味におきまして、北方領土の日を制定いたしましたのも、そのような、日ソ関係を前向きに持っていきたいという気持ちのあらわれと考えている次第でございます。
先般の日ソ外相会談において開催の合意を見た日ソ事務レベル協議及び日ソ外相間協議をも通じ、今後ともソ連側にこの問題の早期解決を強く動きかけ、もって真の信頼関係に裏づけられた日ソ友好関係を構築し得るよう努力してまいりたいと考えております。 以上、お答えいたしましたが、残余の点につきましては所管大臣から答弁をいたさせます。(拍手) 〔国務大臣村山達雄君登壇、拍手〕
総理は、先般、みずから北方領土を視察され、この問題に対する並み並みならぬ関心を示されましたが、北方領土返還と真の日ソ友好関係樹立のため、いかなる御所見をお持ちなのか、お聞かせ願いたいと存じます。 終わりに、この臨時国会に臨むに当たり、わが自由民主党及び政府は、輝かしく確かな未来を築くため、国民から負託された重責を胸に刻みつつ、不屈の勇気と決意を持って前進することを申し述べ、私の質問を終わります。
○伊東国務大臣 ソ連が日本の隣国として大国でございますし、日ソ友好関係というのは、やはり先生おっしゃるように、友好関係が長期的に続くことは大切なことだと私も思っておるわけでございます。
○伊東国務大臣 後段の方というのは、政治的な立場の人の交流とかそういうことで向こうが言ったのでございますが、あくまで向こうのポリャンスキー大使の言ったことは、領土抜きの日ソ友好関係と言い、まさにそのことで領土という問題はないんだ、そういうものを抜きにして日ソ友好を考えればいいんじゃないか、こういうことでございまして、それはだめだ、領土問題というのは、日本としては国民の悲願で、これは返してもらわなければいかぬということでございまして
もしソ連大使等の行動が日ソ友好関係を害し、内政干渉にわたるものと判断されれば、駐日ソ連大使館員などの北方領土地域への立ち入りを禁止するというような先ほどの記事があったわけでありますが、そうした禁止をされるのかどうか、そういうお考えがあるのかどうか。またあわせて、ソ連における日本外交官の旅行制限はどのようになっておるのか、御答弁をいただきたいと思います。
両国の代表がテーブルに着いて、そしてそういう問題を話し合いながら平和友好条約の締結に向かって努力をする、また、その他の問題についても協力関係についていろいろお話し合いをする、こういうことが真の日ソ友好関係を確立するために必要であると、こういう私は考えを持っております。そういう心構えでお会いをしたいものだと、こう思っております。
私は、そのためには、まず少なくとも一九七三年の田中・ブレジネフ交渉におきまして、戦後未解決の問題を解決して日ソの平和条約締結の交渉を行うということをモスクワにおいて合意し、共同声明が発せられた、その線まで私はまずソ連が考えてもらう、これが日ソ友好関係の発展への交渉の出発点である、原点である、このように考えておるわけでございます。
○斎藤(実)委員 目下来日中のソ連の消費者協同組合中央会のスミルノフ会長と全国農業協同組合中央会の藤田会長及び日本生活協同組合連合会の中村会長との間で長期協定が結ばれたというふうに報道されているわけですが、この協定は、冷え切った日ソ関係の修復の一助になると思うわけでございますが、この日ソ友好関係にどういう影響を与えるか、お尋ねしたい。
しかも、再三にわたる本院の決議にもかかわらず、ソ連は北方領土に軍事力を配備し、増強していることは、日ソ友好関係促進にとりまして、まことに遺憾なことであります。 北方領土の早期返還の実現は日本全国民の長年にわたる悲願であります。
しかも、再三にわたる国会決議にもかかわらず、ソ連は北方領土に軍事力を配備し、増強していることは、日ソ友好関係促進にとりまして、まことに遺憾なことであります。 北方領土の早期返還の実現は日本全国民の長年にわたる悲願であります。
それが何かたとえば領土返還の問題に水を差すような動きがあるとか、たとえばの話ですが、何かそういう純粋な日ソ友好関係以外に使われるということであれば好ましくない問題でございますので、そういうものができて本当の純粋な日ソ友好のために役立つということであれば、私どもは一向差し支えのない問題だというふうに思っております。